前回同様、『埼玉ガラス工芸』さんよりお送りします。
全くもって、悲惨な結末を迎えてしまった先週の反省を踏まえ、今回も『慣れる』に徹したいと
と思います。 
サブタイトルにある様に、オーダー品は次週製作します。決めて見せます(笑)。
 
会社の友人から依頼されたタンブラーですが、直径8cm/高さが6cmぐらいの物です。
大きすぎても小さすぎてもダメらしく(多少の誤差は勘弁してね)、このくらいの容量&手の握 
り加減がベストだとか(友人談)。
 
それと、底に濃い青色をを付けてほしい、とも言われています。そう、フリットと呼ばれる粒状
の色ガラス付けてほしいと。
正月、実家に帰った時に家の近く工房さんで初めてやったのですが、出来るかな・・・ 
ま、しかし、まずは8cm×6cmの形が上手く出来ないと話にならないし。 
 
さぁ、練習、練習!今日は特に括りを入れるまでの練習に重点を置きやってみました。 
頑張って見ましたが、最初の2、3回はやはりダメで下玉を膨らまししすぎたり、上玉が上手く 
巻けなかったりと、前回同様に失敗。 
 
ここで、オーナーさんに見本を見せてもらう事に。 
よ〜く観察したのは、
1.下玉の巻き取り量
下玉がすぐに破裂するのは、巻き取り量が少ないからだ、と思ったからです。 
 
2.理想の形状が出来た時の紙リンの掛け方
私のはダルマから出す度に、底の辺りの形状が変わっていました(笑)。これか!と思い見て
ましたが、オーナーさんは紙リンを当てて底の辺りの形状を整えつつ、親指で底を作っておら
れました。(これはチト、私には無理っぽいな。底は木ゴテでやるとしましょう。) 
 
その他、オーナーさんからのアドバイスとして、 
 
・下玉を吹く時は、もう少し時間をおくように。破裂するのは、巻き取り量も十分関係あるが、
 私の場合、ガラスが柔らか過ぎるうちに吹いているから。少しインターバルを置いて、ガラス
 が若干冷えた時に吹いた方が現行の息を吹く量を変えずにまた、破裂せずに行けるはず。 
 
・製作するグラスの底の方になるべくガラスを集める事。
 
・上記の事項をスムーズに行うために、理想としては窯→ベンチ間の移動時にガラスが砲弾
 型になる様に竿回し&竿傾け角度等、意識して行うこと。
 
・底の方の形が整ったら、紙リンをかける事。(スイマセン。忘れてました。)
 
ちょっと、指摘事項が多い気もしますが(涙)、何としてでも納得のいく物を作りたいので、これ
らのアドバイスを、よ〜く胸に刻み込んで、チャレンジしたいと思います。
 
次回をお楽しみに!
小鉢だよ!
小鉢だよ!