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ガラス雑学 1

【ウランガラス

ウランガラスとは、着色剤として微量のウランを混ぜた
ガラスの事で、主に黄色や緑色をしています。1830年
代からチェコのボヘミア地方を中心に、各種ガラス製品
が大量に製造されました。
  
一方日本でも、大正期から昭和初期までの、短期間で
はありますが製造されていたようです。
 
ウランガラスの魅力は、なんといっても蛍光するところ
でしょう! 
紫外線ランプを当てると、下の写真の様に緑色に蛍光
します。(写真はウランガラス同好会の会員の方の物
で、エミールガレ製作のウランガラスです。)
 
さて、ウランと言えば気になるのが放射線ですが、TV
並に無視できるレベルだそうで、人体に影響は無いと
の事。
 
1度で良いから、ウラン吹いてみたいなー、と思う今日 
このごろです。(ウランをパウダーにして付けるのかな?)
ウランガラス同好会HPはこちら

【ビール瓶

先日、会社の友人から『キリンとアサヒの大瓶の形状
って違うの知ってた?』と言われ、酒屋に走り確認して
みました。
すると左記写真のように、キリンはなで肩、アサヒは差  
型(さしがた)と呼ばれる形状を採用しています。
(中瓶は、見た目は変わっていませんでした。)
 
この差型瓶だと、ビールを注ぐ時に一旦滞留するため
かえってトクトク感が出て、いかにも美味しそうな音を 
たてる、と言うことです
 
実際やって見ると、なで肩瓶は最初に「トクトクッ!」と
いう音がします。そして差型瓶は、量が少なくなっても
「コポッ、コポッ、」と音がして美味しそうに、グラスに注
がれていきます。 
 
現在、これらビール瓶は機械で1分間に1000本前後 
生産されているとの事ですが、明治・後期では1本1本
吹いていたようです。
(当時のガラス工は8時間で80本ぐら吹いていたらしい。 
1時間10本か・・・それ、結構シンドイですよね?) 
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